①教育の本質について考えてみる

今日はブログ初日なので、「はじめまして」だけでなく、ちゃんと中身のある投稿もしておきたい。ただ勝手がわからないので、ひとまずはダラダラと本音をさらけ出させていただく。漫画も1巻あたりは絵が雑だが、時が経つにつれて洗練されていくのと同じで、このブログも時が経つにつれて内容がとてもシャープになっていくだろう。

20年以上働いているが、私は今の学校教育界をあまりよく思っていない。色々な理由があるが、一番は「本当にこれ意味あるか~?」「これって子どものためになってんの?」が多いからである。というか「これが今一番この生徒に必要だ」と思うことをするよりも、「学校ぽいこと」をすることが望まれやすい。

「前に~習え!!」「チャイム3分前着席」「部活動最優先」「服装指導」「頭髪指導」「時間の拘束」「おもんない一斉授業」「ipadの徹底管理」「集会」「トラブル時の謝罪と家庭連絡」・・・。

上に書いたものは私が思っている「やめるべきこと」の一部である。上げだすときりがない。

しかし、学校は集会で前に習えをビシっとできて、チャイムの3分前に黙って座り、休日は必ず部活動に参加し、制服をきれいに着こなし、髪の毛の色が真っ黒で、チャイムの通りに動き、おもんない授業でも文句を言わず黙って聞き、ipadは言われた時に言われたことだけに使い、とりあえず謝れる生徒がとても好きである。

私たち教師は、「ルールを守り、上から言われたことに従順な人間」を育成することが仕事なのだろうか?違うでしょ。

私は「自分の個性を発揮しながら社会に貢献し、幸せに人生を歩むことのできる人間」を育成することが仕事なのだと思っている。そのために「生徒個人の強みを伸ばす」「コミュニケーション能力の育成」この2つに力を入れたい。他にも大切な事はあるだろうが、私はこの2つが何よりも大切だと思っている。「自分の強みを最大限に生かしたコミュニケーションお化け」は社会で活躍するしかないだろう。

多くの学校がいまだに「ルールを守り、上から言われたことに従順な人間」を育成しようとしている。子どもの個性、意欲、ワクワクを潰している。

本当にそれ意味ある?

 

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